入社前と入社後で、ギャップはありましたか?
入社前は初めて聞く会社名で、どんな仕事をしている会社かも分かりませんでした。
興味を持ったきっかけは、高校で見つけた求人票です。基本給が高かったので、第3候補くらいに考えていました。実は、もっと有名な企業に就職を考えていたのです。すると、とんとん拍子で内定が決まり、勢いで入社することになってしまいました。入社の経緯はそんな流れでしたが、実際に入社してみると大手の石油元売会社が株主であることを知り、安心感を得ることができました。
現在の仕事内容を教えてください。
朝は8時に出勤。石油製品の出荷量や在庫量を確認し、その後は電話やメールの対応をします。また、タンカー船での石油製品の受入では、入出荷システムの操作や端末の処理など、事務作業をメインに担当しています。それに加えて、5年ほど前から月2~3回の早出勤務を希望し、構内巡回等を行ったりしています。早朝は電話対応等もなく、集中して仕事ができるので貴重な時間となっています。
職場の雰囲気は、どんな感じですか?
青森油槽所には現在、女性社員は私だけです。「女性が一人だけだと肩身が狭いのでは?」と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、先輩、後輩関係なくみんな気軽に話しかけてくれますし、和気あいあいとしている職場なのでとても楽しく働くことができています。油槽所内でコミュニケーションもしっかり取れているので、男女関係なく働きやすい職場だと思います。
入社して良かったこと、魅力に感じていることは何ですか?
残業がほとんどないので、ほぼ毎日定時の16時30分に帰れることです。早い時間に仕事を終えられるので、退勤後の時間を有意義に使うことができます。また、シフト制勤務を取り入れている会社なので、始業時間や終業時間を調整し、早出の日はお昼に帰るということもできます。あとは、休暇が取りやすいところも魅力の一つです。女性も働きやすく、誰もが長く働くことができる会社だと思います。実際のところ離職率もかなり低いですね。
大切にしていること、気をつけていることは何ですか?
石油製品を安定的に供給できるようにすることです。日々の出荷量を細かくチェックし、いつ石油製品の受入作業をしたらいいのか、何日までにどのくらいの量を受入れたらいいのか、というような在庫調整には気を遣いますね。日によっては一気に大量の石油製品が出荷される場合もあるので「毎日このくらいの量があれば大丈夫」という目安はありません。最初のうちは大変かもしれませんが、慣れてくればしっかりと管理できるようになりますよ。
印象に残っているエピソードを教えてください。
2011年の東日本大震災の時のことが記憶に残っています。普段は当社に入らないタンクローリーがどんどん積込みにきたり、通常の配送地域外へ配送したりで本当に大変な毎日でした。それなのに、通勤途中やニュースなどでガソリンスタンドに行列ができるのを見て、「私たちは毎日頑張って働いて石油製品を出荷しているのに、どうして行列ができてしまうんだろう?」と、必要な人になかなか行き届かないもどかしさを感じました。それと同時に、石油は人々の生活を支える重要な資源なのだと再認識し、自分がやっている仕事は社会に貢献している仕事なのだと改めて実感することができました。
メッセージをどうぞ!
東西オイルターミナルの仕事は、危険物を取扱う仕事なので「何だか危なそうだな」と思うかもしれません。しかし、石油というものは人々の暮らしに欠かせない重要なもの。
「人々の生活を支える重要なものを扱う仕事をしているんだ!」という使命感が生まれ、日々充実感に満ちることができる仕事です。