東西オイルターミナル株式会社

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東西オイルターミナル株式会社(代表取締役社長:安田 善彦)は、株式会社日本政策投資銀行(以下DBJ)の「DBJ BCM格付」を取得し、同格付に基づく融資を受けました。

「DBJ BCM格付」融資は、DBJが開発した独自の評価システムにより、防災及び事業継続への取り組みが優れた企業を評価・選定するという、「BCM格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

当社は、臨海地を中心に全国各地において石油製品の大型油槽所の運営・管理を行う国内最大規模の油槽所運営専門企業であり、石油製品の安定供給及び安全操業により、日本のエネルギー供給を物流の面で支えています。

今回の格付では、当社における取り組みの以下の3点が高く評価された結果、「防災及び事業継続への取り組みが優れている」との評価を受け、格付の取得に至ったものです。

(1)経営層をトップとする体制のもとでハードとソフトの両面から防災力の強化を進めていることに加え、平時より輸送会社や工事会社、近隣自治体との協議や訓練を重ねると共に、第三者監査等により防災対策の見直しを継続的に図るなど、石油製品の安定供給に向けてステークホルダーと共に初動対応力強化に注力している点

(2)全社的アセスメントにて認識したオールハザードリスクに対し、事業継続計画においてボトルネック対策等を講じると共に、その結果に応じて再度リスク評価を見直す等、危機管理経営のPDCAサイクルを構築することで、着実に中長期的なリスクの軽減に取り組んでいる点

(3)石油連盟や元売会社との石油供給に係る共同訓練に加え、シナリオ非開示型の全社的なBCP訓練において有事の状況を具体的に再現するべく出社と在宅のハイブリット形式で行うなど、有事における事業継続の実効性向上に努めている点