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油槽所に貯蔵された石油製品は、タンクローリーに積み込まれ、ガソリンスタンドや工場などへ配送されます。
道路でよく見かけるタンクローリーには様々な大きさがありますが、大型ローリーでは一度に24KL(2万4千L)もの量が運ばれます。
また、タンクローリー以外に海上出荷や包装品出荷も行っており、総数では年間約1千万KL(100億L)もの出荷量を誇ります。
油槽所では、出荷作業にあたり、石油製品の安定供給を実現する為、設備点検や品質管理を徹底しています。
出荷準備(前日)
翌日の出荷業務に向け、前日から出荷準備が始まります。
予約データの確認
前日夕方に受信する出荷予約データ等にエラーなどの誤りが無いかを確認します。
出荷タンクの検討
翌日の出荷量やタンカー受入の予定を確認して、出荷タンクを選定します。
出荷準備(当日)
早朝から始まるタンクローリー出荷前に設備点検等を行い、出荷に向けた準備を行います。
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早朝の設備点検
設備損傷や油が漏洩していないことを確認して、出荷準備を行います。
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出荷タンクのバルブ開放
当日出荷するタンクのバルブ開放をします。
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出荷開始
入出荷システムを起動し、積込ローリー入構まで待機します。
出荷立会い、点検
タンクローリーの乗務員による製品積込み作業の立会いと品質確認、設備点検等を行います。
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品質確認
タンクローリー積込み製品の色や数量確認を行います。
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積込立会い
積込作業中の事故・トラブルを防止する為、立会いを行います。
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設備点検
出荷開始後、設備に異常が無いか再点検します。
出荷終了、締作業
出荷業務終了後、現場の片付けや帳票類と出荷実績データのチェックを行います。
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構内点検、片付け
構内全域を巡回し、油漏洩など異常がないか最終点検を行います。
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出荷タンクのバルブ閉止
遠隔操作で屋外タンク元のバルブ閉止を行います。
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出荷実績データ確認
各端末より出力される帳票にて出荷実績データに誤りがないか確認します。
その他 出荷業務
タンクローリー出荷以外にも、海上出荷や包装品出荷があります。
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海上出荷
主に船舶用の軽油や重油を桟橋設備から出荷します。
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包装品出荷
包装品とはドラム缶やペール缶のことで、容器入り製品の入出荷を行います。