製油所で精製された石油製品(ガソリン、灯油、軽油など)は、タンカーで輸送され、油槽所の屋外タンクに貯蔵します。
タンカーには様々な大きさがありますが、大型タンカーでは一度に5千KL(5百万L)もの量が運ばれます。
タンカー船の着桟 ~ ミーティング
桟橋でタンカー船の綱(ロープ)取り作業を行い、石油製品の受入前ミーティングを実施します。
綱取り
タンカー船を着桟させるため、綱(ロープ)を取ります。
受入前ミーティング
タンカー船積載品の油種や数量、作業の順序を確認します。
品質・数量確認
タンカー船に積載されている石油製品の品質を確認します。(数量・色・密度など)
検水立会い
積載品に水が混入していないか、水分検知薬を使用して確認します。
サンプル採取・密度測定
積載品のサンプルを採取し、密度や色に異常が無いか確認します。
数量確認
伝票と積載数量を確認します。
受入準備
積載品を石油タンクへ送り込むため、タンカー船の配管と油槽所の配管を接続します。
桟橋配管接続
当社の配管をタンカー船の配管に接続します。
各バルブ開放
受入に使用する桟橋やタンクのバルブを開放します。
受入開始
積載品の受入を開始し、タンクや配管などの点検と立会いを行います。
受入開始
受入する油種・数量を相互確認しスタートします。
ラインサンプル採取・品質確認
受入中の製品に異常が無いかを品質確認します。
受入設備の点検
桟橋~タンクの設備点検を行います。
受入終了 ~ タンカー船の離桟
タンクに受入した製品の数量が適切であることを確認したのち、タンカー船を桟橋から離桟させ、受入業務は終了します。
バルブ閉止
受入した製品がタンクから逆流しないようバルブを閉止し、タンカー船と接続している配管を切り離します。
検収作業
タンクへ受入した製品の数量が適切であることを、入出荷システムで確認します。
綱離し
桟橋に係留しているタンカー船の綱(ロープ)を取り外します。